外来
第一外来では「住み慣れた地域で生活する人を支える」を重点目標に活動しています。
令和5年度の5月に新型コロナ感染症が第5類に移行しましたが、感染症対策を継続しながら一般診療を行ってきました。病棟との一元化を継続しており地域で生活する人を外来から病棟へそして地域へと継続看護の実践を引き続き取り組んでいます。
訪問看護ステーションやMSWとの連携をはかり、在宅療養の支援を行っています。住み慣れた場所での生活が継続できるよう外来看護をおこなっていきたいと思います。
人工透析室
慢性腎臓病は、新たな国民病ともいわれています。
腎臓の働きがいちど弱まると、もとに戻りにくくなってしまいます。
人工透析室は、腎臓の働きが弱まりはじめた方から腎不全(体の老廃物を排出できなくなり透析や腎臓移植が必要)の治療を必要とされる方への支援をしています。
当院の人工透析室は、ベッド数22床(個室2床)です。月~土曜日まで、午前・午後の血液透析を行なっています。毎週金曜日は、腹膜透析外来を行っています。
受持ち看護師が中心となり、多職種と連携してカンファレンスを行い、安全で安楽な安心でき、住み慣れた自宅で過ごしながら通院の継続を支える看護を提供しています。
南2階病棟(地域包括ケア病棟)
南2階病棟は、地域包括ケア病棟です。
急性期治療を終了し、在宅や施設などの療養先に向けて準備が必要な患者さん、在宅や施設で病気になった患者さんや介護者の諸事情で急に介護が出来なくなった時の短期入院などを受け入れています。
治療やケア、リハビリを行い、医師・看護師・リハビリ・薬剤師・栄養士・ソーシャルワーカーがチームとなって在宅復帰に向けて支援しています。
患者の残存機能を引き出し自己回復力を高めることや地域の患者さんや家族の方が笑顔で生活できるようにみんなで取り組んでいきます。”
南3階病棟
南3階病棟は、外科・産婦人科をはじめとして5科に対応する混合病棟で、平均在院日数8.9日 平均回転数3.4回と変化の激しい病棟です。
看護師は外来化学療法室と一元化し継続した支援を実施しています。
助産師は分娩数が減少する中、より一層満足していただけるよう継続して妊産婦・ご家族様に寄り添うことに努めました。
看護師と助産師は協働しながら専門性の高い知識と技術で患者様・ご家族に寄り添い「生まれる命」「戦う命」「終わりを迎える命」を全力で支えていく病棟でありたいと考えます。
西4階病棟(療養病棟)
西4階病棟は、一般病棟で治療を終えてはいますが、医療度・介護度が高い状態の方が、後方の施設や自宅への退院を目指し生活されています。
私たちは、患者さんの日常生活行動を支援することを中心に看護しています。日常生活行動とは、食事、排泄、入浴など、患者さんが生活するうえで必要な行動です。
日常生活行動を整えることが、生命力を高めることに繋がり、その人の本来の姿を取り戻すきっかけにもなりえます。
看護師と看護補助者が協働しながら、看護の力を活かして、患者さんの持てる力を引き出し、高めることを目指しています。
南4階病棟
南4病棟は、入院時より退院後の生活を見据え、住み慣れた場所への退院を目指す整形外科・脳外科を中心とした混合病棟です。手術を受けられた患者様に、周術期の管理から退院後の生活を考えた看護の提供を行っています。
地域の高齢化を受け、手術を受けられる患者様の年齢も上がっていますが、術後1日目からの離床を進め、入院時と退院時を比較してADL低下を起こされた患者は10%未満を達成しました。
一時的にベッド上の生活を余技なくされるため、肺炎や排尿障害を併発する例もありますが、患者様が、地域に帰ることができるように、質の高い看護提供を行ってまいりたいと思います。
南5階病棟
内科・循環器科の急性期病棟です。
心臓カテーテル検査や内科的処置など、どの分野でも活躍でき様、日々研鑽を積んでいます。
近年は心不全患者さんの入院が多くなっています。
院中から退院後の生活を考えながら、退院指導を充実させ再入院を防ぐ取り組みに力を入れており、医師・他職種・専門的な知識をもった看護師が、患者さんとご家族が安心して在宅へ戻れるようにお手伝いさせていただいています。
また、循環器外来も当部署が担当しており、元気に外来通院されている患者さんにお会いできる事をやりがいに日々頑張っています。
小さな困りごとも、多職種で相談できる元気いっぱいな南5階病棟です。
南6階病棟
現在、休床中です。
手術室
「地域から信頼され迅速かつ安全で安心できる周術期看護が多職種と連携し提供できる」を目標に掲げ、周術期看護を提供しています。
年間の手術件数は約950件で、24時間緊急手術にも対応できる体制を整えています。
県北でも高度な手術が提供でき、様々な手術に対応できる看護師に成長し続けられる人材を育成しています。
中央材料室では、安全で良質な医療器材が提供できるよう取り組んでいます。
ワーク・ライフ・バランスも充実できるよう、様々な勤務体制を取り入れながら、働きやすくやりがいが感じられる職場つくりに取り組んでいます。
集中治療室
当院では県北にいながら高度医療を受けることが可能です。
集中治療室では術後管理や院内の重症患者の看護を実践しています。
麻酔科医師、主治医、集中看護認定看護師、看護師、リハビリ、臨床工学士、薬剤師、栄養士など他職種連携し毎日カンファレンスを行い質の高い医療・看護の提供を目指しています。
救急外来も担っており、重症患者さんの来院から連携や情報共有できるため早期治療が行えています。
不安を抱えながら治療を受ける患者さんそして家族の方に寄り添い患者さん中心の看護を実践しています。