一般撮影とは、X線によって胸部撮影(肺野、縦隔などの診断)、腹部撮影(腹部臓器、ガス像などの診断)、関節・骨の撮影(関節の状態、骨折などの診断)をするものです。
X線を照射すると、X線は体の中を通過する際に骨や脂肪など体の組織に吸収され、弱まります。その際、体を通り抜けるX線の量に差が生じます。
この差を画像にしたものが、X線写真です。
肺や腸の中のガスなどX線を透しやすいものは黒く、また、臓器、骨などX線を透しにくいものは白く写ります。
X線写真といえばフィルムでしたが、現在はフルデジタル化したFPD(flat panel detector)により、画像データとなりました。
それによりフィルムレスとなり、装置の管理、画像の保管と閲覧などが簡便で時短化されました。
当院に導入されたFPDは、装置一体型と、可動性に富んだカセットタイプの2種類がありポータブル撮影(病室撮影)にも適応します。
検査の種類によっては、検査服への着替えや、装飾品等(エレキバン、カイロ、湿布、コルセット、ピアス、ネックレス、時計などの金属類)を取り外して頂く場合があります。
検査により、順番が前後する場合があります。ご協力お願いします。
一般撮影装置
装置名 | メーカー | 導入年 |
---|---|---|
KXO-80G | 東芝 | 平成18年 |
R CALNEO U(画像読取) | 富士 | 平成23年 |
DR CALNEO C(画像読取) | 富士 | 平成23年 |
KXO-80S | 東芝 | 平成23年 |
DR CALNEO U(画像読取) | 富士 | 平成23年 |
DR CALNEO MT(画像読取) | 富士 | 平成23年 |