庄原市民の皆さまへ

2019.10.01

このたび庄原赤十字病院が「再編・統合」の対象病院として発表され、多くの市民のみなさまにご心配をおかけしたこと、ご不安をいだかせたこと、まことに申し訳ございません。しかし、

「庄原赤十字病院はこれからも、これまでどおり・これまで以上の医療を市民の皆さまに提供してまいりますので、どうかご安心ください。」

 

 このたびの厚労省の発表は、がんの手術・心筋梗塞の治療・救急医療などの、診療実績のない病院と、実績はあっても近くに同じような病院があることによりリストが作成されました。庄原赤十字病院では、診療実績は問題なくクリアしていました。ただ、「三次中央病院まで高速道路を使えば、20分で行けるのではないか。」という理由で名前があがりました。

 高速道路で20分という点が妥当かどうかはひとまず置いておきますが、それでも当院がリストアップされる必要はありません。

 厚労省の指示には、地域医療構想調整会議での議論や地域医療連携推進法人の設置などがありますが、庄原・三次地区では全国に先がけて、庄原赤十字病院・三次中央病院・西城市民病院などで地域医療連携推進法人「備北メディカルネットワーク」を結成し議論をすすめていました。

 国の方針を先取りし実施してきた庄原赤十字病院では、これからも医療体制の強化をすすめてまいります。庄原市民の皆さま、ご安心ください。

 

令和元年10月1日
院長